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カテゴリー: NEWS

Exhibition “Utsuri” at Mitarai Base, Hiroshima

写真・映像展「うつり」を開催しました。瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の御手洗地区にて、地域のアートフェア「潮祭2021」に出展する形での開催となりました。

All photos & words by Guyichiro Yoneyama
Printed by 徳川印刷

Day
2021年4月29日(木)-5月5日(水)
11:00-16:00

Place
広島県呉市豊町御手洗255-4
みたらいベース

Staff
General Manager: Yoko Iwamoto
Producer & Pianist: Tsubasa Hamano
Stage Carpenter: Taisei Masuda

Piano Concert by Taubasa Hamano
1.月の光(ドビュッシー)
2.アラベスク(ドビュッシー)

Special Thanks
画家 田中佐知男 様
「潮祭2021」実行委員会の皆様

写真・映像展「うつり」ダイジェスト映像
上映映像「大崎下島・御手洗の風景」
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光を受け取る

“photograph”の語源について話を聞いた時、写真とは「真を写す」ことではなくて「光で描く」ことだと知り、とても納得した。

写真を撮れば撮るほど、真実など写せるはずもないという考えに至る。そもそも真実なんてものがあるのかどうか疑わしくなってくる。

光があるから僕らは世界を目にすることができて、写真を撮ることができる。ならば、大切なのは光との出会い方であり、向き合い方だ。

目の前の人物や風景に出会えたこと。それを認識するための光が自分に届いたこと。その光を捉えたい、残したい、あるいは伝えたいと思うほど心に何かが響くこと。

こうして写真は生まれる。シャッターを切るうんと前から、写真は始まっている。

撮ろうとして撮った写真よりも、撮ってしまった写真が好きなのは、自分の元に届いた光を真っ直ぐに受け取れた証だからだと思う。

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